「ヤバいヤバい! 始まっちゃう! 早く早く!」
「あー待って待って、リビングまでもうちょっとだから! 始まるの待って!」
「私に決定権ないから!? てかさっきから通話ブツブツ言ってない? 早くルーター替えてよ〜」
「しょうがないじゃん、お母さんに言ってるけど全然やってくんないんだもん。よし、リビングついたっ」
「早く早くあと十秒だよ!」
「……っ、つけたっ!」
■
「……ぎゃ〜〜〜!! 三月くんの服やばいっ、ちょっと大人っぽくない!? えっ、やばい超かっこいい……」
「あ〜〜超可愛い〜〜かっこいいし可愛いし今日も肌綺麗すぎる〜〜フォトショでもここまで誤魔化せない……どうなってんの……」
「てかゲスト陸くんと十さんとか最高すぎて笑える……いや全然笑ってないけど……」
「三月のポテンシャル一億まで高めてくれる最強の二人」
「それは本当にそう」
「突然のシャオ」
■
「ツナギと三月くんの組み合わせ、世界で一番好き。ツナギを初めてつくった人にお礼言いに行きたい。お金もちゃんと払う」
「じゃあ私はキャップ初めてつくった人にお金渡しに行こうかな……。後ろ被りがこんなに似合うアイドル、他に居る?」
「居ない。居るとしたらそれもまた三月くん」
「何言ってんのか分かんないけど大体分かる……」
■
「いやこの三人とおにぎり食べれるって……前世でどんな善行したら今生でここまでのこと起こるの? あっ、えっ、今の子、三月くんから直接おにぎり渡され……っ!」
「嫉妬で狂いそう……」
「でもこんなことで嫉妬してるファン、三月くんは好きじゃないと思う」
「いや、むしろ嫉妬してくれる方が嬉しがるタイプでしょ三月は!?」
「限度あるって! 小学生相手はヤバいでしょ!」
「……それは本当にそう」
「シャオ〜〜〜!!」
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「晴野駅、いつ行く? 明日行く?」
「学校サボるようなファン、三月は好きじゃないと思いまーす」
「マジで言ってる?」
「マジだよ。大マジだよ。よっぽど嫉妬して狂ってる方がマシだよ」
「う〜……今すぐ三月の手形に私の手のひら合わせたいのに……」
「〝触るの禁止〟ってたった今テロップ出た」
「たった今見た。撤回する。写真撮って、コンビニでプリントして、それに手を合わせます」
「天才?」
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「さっきからさー何度もテロップとかコメントで『親しみやすいアイドル』って出るじゃん?」
「うん」
「でもさ、やっぱライブの時の三月くんは『親しみやすい』だけじゃないからさー。超キラキラで、アイドル! って感じだから、『それだけじゃないし!』って言いたくない?」
「それ。いい意味で、ライブはちょっとビビるよね。それは陸とか龍も同じだけど」
「ねっ! あ〜〜ここに居る晴野駅の人にも円盤見せたい〜〜〜パフェギミとかミスアフェの三月のヤバさを見せつけたい〜〜!!」
「その後三日月のヴェール歌ってるとこ欲しい。あれ見て三月好きにならない人間この世に居ないでしょ……」
「わっかっるっ! 開場中のオタクを泣かせた伝説のライブ……去年の春コン……」
「行きたい〜〜。今年春コンなかったし、夏かなあ……、って、」
「えっ、待ってやばい、虹かかったんだけど。テレビ」
「見てるし! うわ……わー……」
「…………」
「…………」
「自担が地上波で奇跡起こしてんのめっちゃ泣く」
「しかもここで三日月流すとか」
「…………」
「あー、三月、かっこいいなあ……」
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「超良かった。どこに出しても恥ずかしくない自担だった」
「ラビッター、世界トレンド一位! 当然!」
「今から三月に手紙書くわ」
「私も。百枚書く」
「……自分はバカなのでな、難しいことはよく分からん。が、お前には負けたくないから、三百枚書く」
「ライデン様♡ きゅんです♡」
■
「今何枚いった?」
「五枚〜」
「三百枚まであと二百九十五枚〜」
「いちいち言わなくても分かってるし。まだ挨拶だから余裕」
「挨拶だけで五枚は流石にダルすぎない?」
「うざー、うるさー。てか、もう二時……?」
「もうこのまま起きっぱなしで、晴野行っちゃう?」
「まだ諦めてなかった……。じゃーさ、晴野には週末行こうよ」
「えっ、マジ?」
「マジマジ」
「やばっ。行き方調べるっ」
「そしたらこの手紙、晴野から出そ! 聖地巡礼の帰りにポスト投函すんの」
「マジで天才。三月担は天才しかいない」
「三月最推しの時点で天才だから」
「それ他担も推しに置き換えて全員言ってるやつ」
「それな〜〜」
「あー……やっぱ寝ようかな。手紙、明日出そうと思ってたけど。週末ならまだもうちょっと時間あるし」
「たしかにそーだねー。三月のこと褒め称えてたら時間過ぎるの秒だった」
「世界一の自担」
「最高のアイドル」
「青空と太陽と虹と三日月が似合う男」
「最強じゃん」
「最強だよ! IDOLiSH7の、和泉三月だもん!」